4/4 霧にむせぶロンドン…ではなく最悪レベルのスモッグ発生!

かつて『霧の都』と呼ばれたロンドンだが、3日はレベル10という、汚染濃度ではもっとも高い値を示す、ひどいスモッグに襲われ、全体にかすみがかかったようになった。ぜん息をはじめとする、呼吸器系の疾患を持つ人、子供たちは屋外に出ないように注意が呼びかけられるなど、イングランド南東部を中心に各地で影響が見られたことを「メトロ」紙などが伝えた(写真は「メトロ」紙より)。

今回のスモッグは、排気ガスをはじめとする、英国上空に漂う汚染された大気に、ヨーロッパ大陸からの汚染大気、アフリカ大陸にあるサハラ砂漠からのホコリや小さな砂が混ざって生じたものと説明されている。サハラ砂漠からのホコリや小さな砂が英国に飛来することは、年に数回あるとされるが、今回は北アフリカで大嵐が起こったために大量に飛来。これらが英国に到達した後、風が凪の状態に入ったことから、イングランド南東部を中心に、英国上空にとどまる結果となったという。

英国には540万人のぜん息患者がいると推定されており、このスモッグで息苦しさを訴える人が続出。ロンドンの救急サービスでは、救急車の出動要請が通常にくらべ14%も多かったと報じられている。

汚染濃度の値として最悪の10を記録したのは、ロンドン北部のスタンモア、ケントのストークなどだったが、これら以外の各地の学校でも、子供たちに校庭で遊ばないよう指示。また、政府では、呼吸器系の疾患を持つ人も外出を控えるように呼びかけた。

なお、ジョギング愛好者として知られるキャメロン首相もジョギングを休んだことを告白。これに対し、自転車通勤推進者で、キャメロン首相のライバルとされるボリス・ジョンソン・ロンドン市長は果敢に自転車で出勤。この日はジョンソン氏の勝ちだった!?

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