英国では、自分の紅茶を入れるときに、家族や同僚など周囲の人の分も同時に入れる行為を順番に行う「tea round」という言葉がある。ところが、職場での仕事量やストレスが増えた結果、紅茶やコーヒーを同僚に作る余裕がなくなってしまったと訴える就労者が激増していることを「デイリー・メール」紙が伝えた。
職場で同僚の分まで紅茶やコーヒーを作る時間がないと答えた就労者は2500万人に達し、全体の3人に1人は自分の分だけを入れてさっさと仕事に戻ると話していることが明らかになった。
職場での、いわゆる「tea round」を避けるために、ついでに頼まれることのないよう周りに誰もいなくなった時を見計らって自分の分を作ったり、同僚が個々に紅茶やコーヒーを入れているのを密かに確認し、その直後に素知らぬふりをして「お茶を入れましょうか」とたずねたりすると答えた『ずるい』就労者もいた。
さらに悪知恵をはたらかせ、紅茶やコーヒーを入れてほしいと同僚から二度と頼まれないようにと、わざとまずい紅茶やコーヒーを作って飲ませるという『あらわざ』を使う就労者もいたとされている。
また、10人に4人は、職場の上司が「tea round」に加わって部下のために温かい飲み物を入れるというようなことは一切なく、これに不満を感じると答えたという。
しかし、紅茶やコーヒーが好まれている現状は変っておらず、英国人は1日平均紅茶かコーヒーを5杯飲み、25%の就労者はそれ以上飲んでいることも判明。せっかくのティータイムだが、職場の人間関係の改善には役に立っていないケースが今後も増えると見込まれている。

















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