人は実際に生じている痛みそのものより、痛みに対する恐れのほうをより苦痛に感じるという。研究家チームの報告を「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
注射や、歯科医の治療など、痛みが予想されることが予定に入っている場合、ほとんどの人は「今すぐ逃げ出したい、と思う」と正直な気持ちを吐露。
また調査に参加した人々に、電気ショックによる痛みを今すぐ与えられるのと、虫歯の治療を『近い将来』受けるのと、どちらを選ぶかと質問。多くの人は、今すぐ痛みを与えられるほうがましであると回答、虫歯の治療の日が徐々に近づいてくるのを待つくらいなら、例え痛みは割り増しされるとしても、今すぐ痛い思いをするほうを選ぶと答えたという。
痛みを味わうことを「先のばし」することを選んだ人の割合はわずかだったとされている。
これらの研究結果は「Institute for Global Health Innovation」「Imperial College London」「Wellcome Trust Centre for Neuroimaging」「University College London」によってまとめられたもので、化学と医療の研究記録を公開する慈善団体のオープンアクセス資料「Plos Computational Biology」で閲覧が可能となっている。
同研究家チームでは、迫り来る痛みに対する恐れは、その対象が先送りになればなるほど大きくなると分析。虫歯治療の予約を取るなら、できるだけ待ち時間は短くしたほうが良さそうだ。

















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