英国において正式に離婚、もしくはパートナー関係を解消した子供がいるカップルのうち、8組に1組のカップルの父親が、離別後、子供と全く会っていない、あるいは会わせてもらっていない実情が明らかになった。英国人男性全体で数にすると、子供と同居していない父親は100万人、そのうち13万人が、自分の子供に全く会っていないことになるという。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
英国における家庭生活について調べた結果、別れたカップルのうち、親権を持つのは圧倒的に母親で、実に97パーセントの母親が子供を引き取って面倒をみていることが判明。また、離別後に、父親が再婚して新たな家庭を持つと、前妻とのあいだの子供に会わなくなる確率は、独身を続ける父親に比べて2倍にアップするという。
社会実態調査機関「National Centre for Social Research(NatCen)」が昨年公表した調査結果によると、100万人以上の子供たちが、父親の役割を果たす成人男性が存在しない、『男性砂漠』ともいえる女性ばかりの環境の中で育っており、経済的に恵まれない地域でその傾向が強くなることも報告されている。
「NatCen」のエロイズ・プール氏は「父親が無収入で子供の養育費が払えない、子供と会うためのお金もない、子供を家に呼んでも、泊められる部屋がないなど、経済的な理由が、父親と子供の仲を割いているケースが多い。父親の経済状況が改善すれば、定期的に子供に会えるような環境が整うはず」と問題の難しさについて話している。

















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