
昨年、創業から150年を迎えたロンドン地下鉄は全体的な老朽化が深刻な問題となっており、駅施設の構造的不具合なども指摘されている。短時間に大量の雨が降ると排水が追いつかず、すぐに『洪水』が起こり、駅や線路が浸水してしまう事態が頻繁に起こっていることは、ロンドン在住者なら誰でも知っている現実。
それだけに、23日午後、『洪水』のため、ヴィクトリア線の主要部分が不通になり、夜中のダイヤ終了時刻まで復旧しなかったという事件が起こっても、「またか」と、それ以上追及する利用客は多くなかった(怒っても仕方ないので、こういう反応をするしかない。そうでなければ、やっていられない!)。ところが、駅閉鎖・主要ルート不通の真の理由が暴露されてしまい、反発をかっているという。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
23日午後1時半すぎ、まずはウォレン・ストリート駅とブリクストン駅のあいだで運休。4時半以降、ウォレン・ストリート駅から南の路線が両方向ともすべてストップする事態となった。オックスフォード・サーカス駅、ヴィクトリア駅など、ロンドン中心部の中でも利用客が多いことで知られる駅も含まれており、何万人という通勤客の足に影響が出た。
ロンドン交通局では、当初、『洪水』によるものと説明。ところが、信号を管理するコントロール室に流れ込んだのは、ただの雨水ではなく、セメントだったことが判明した=写真(「デイリー・テレグラフ」紙より)。
誰がこの写真を使って暴露をはかったのかは特定されていないが、交通局が事実隠蔽(いんぺい)を図ろうとしていたと考えられ、批判を浴びている。
24日(金)は、朝から全面復旧となったものの、セメントをどうやって取り除いたのか聞いてみたい!?

















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