公共スペースでの喫煙を禁止したり、タバコの1箱あたりの価格を10ポンド近くにしたりと、人々に喫煙をやめさせようと様々な策が取られている英国だが、ティーンエイジャーのあいだでは、そうした努力は奏功していないようで、1日あたり570人がタバコを吸い始めていることが明らかになった。「メトロ」紙が報じた。
ガンに取り組む慈善団体「Cancer Research UK」とインペリアル・カレッジ・ロンドンが、小・中学生6500人を対象に調査を実施し、その結果をまとめたところによると、2010年から11年にかけての1年で、喫煙を開始した小・中学生は、前年から5万人増加し、20万7000人を記録。イングランドでは毎日463人の生徒がタバコを吸い始めていることが分かったという。スコットランドでは50人、ウェールズでは30人、北アイルランドでは19人が喫煙をスタート。1日あたり、570人が喫煙常習者の世界へと通ずる道を歩み始めていることになるとされている。
中には11歳で喫煙を始める者もいるとされ、強い懸念が示されている。統計では、15歳未満で喫煙を始めた人のほうが、15歳、あるいはそれ以降の年齢で喫煙常習者になった人より肺ガンにかかる確率が高いという。
「Cancer Research UK」のアリソン・コックス氏は、「成人の喫煙常習者をみてみると、19歳になる前から吸い始めた人が過半数を占めるとされている。若年者にタバコを吸わせないようにしなければならない」と話している。

















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