犬のフンの後始末は飼い主の義務―各自治体がどれほど熱心に呼びかけても無視する人は後を絶たない。『現行犯』の飼い主にはその場で罰金を科す措置をとっている自治体は多いが、このほど、業を煮やしたウェスト・ミッドランドのスタフォードの自治体では、後始末をしない飼い主のことを通報した人に75ポンドの報奨金を出すことにしたという。「デイリー・メール」紙が報じた。
現在、英国で飼われている犬の数は推定で800万頭。フンの総量は1日あたり1000トンに上るとされている。路上に放置された犬のフンの後片付けをせざるを得ない、英国の自治体が強いられている費用は年間で2200万ポンドに達するとされている。
2009年には、ロンドンのウォルサム・フォレストの自治体が、フンの後始末をしない飼い主を自治体に『通報』した場合、報奨金を500ポンド出すスキームを試みたこともあったが、一時的な措置に終わった。
スタフォードで、どの程度の期間、このスキームが行われるかは明らかにされていないが、後始末をしない飼い主に対する罰金と同額の75ポンドが通報者に提供される仕組みという。
放置された犬のフンに住み着いている寄生虫によって感染症が引き起こされることがあり、最悪の場合、失明するケースもあるとされている。犬のフンは美観の問題にとどまらず、健康上の問題でもあると専門家らは説明するが、聞く耳を持たない飼い主は少なくない。スタフォードの取り組みが成功するかどうか注目されている。

















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