英国人は、牛肉などの赤味肉を好むと一般的に認識されており、フランス人が英国人をばかにして「les rosbifs」(仏語で「ロースト・ビーフ」のこと)と呼ぶのは有名な話だが、この自他共に認める牛肉好きの英国人の家庭で、食卓に変化が起こっている現状を「デイリー・メール」紙が伝えた。
牛肉をついに上回る人気食材となったのはチキン。このほど英国内での鶏肉の売り上げが初めて食肉全体の販売の半分以上を占めたという。
ターキー、チキンなどあらゆる種類の鳥肉の取引関連業者などからなる「British Poultry Council」によると、英国で日々食されているチキンは、なんと220万羽分。この20年間、他の食品が大幅に値上がりする中、チキンは比較的緩やかな値上がりに留まっていることが、チキンの大躍進の背景にあると指摘されている。
馬肉混入や口蹄疫、BSE(俗にいう「狂牛病」)などの食品安全問題などで牛肉への信頼が揺らいだことも後押ししたという。さらに、英国で販売されるチキンのうち70%が自国産とされ、これも消費者の信頼につながっているのではと専門家らは説明している。

















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