賃貸物件の借主のためのウェブサイト「The Tenants’ Voice」がロンドンに部屋を借りているテナント(借り主)を対象に実施した調査の結果、アンケートに答えたテナントのうち、3人に2人が大家さんとの何らかのトラブルを経験し、半数以上がデポジットに関してもめた経験があると答えたことが分かった。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。
3割のテナントがに二度と同じ大家さんから部屋を借りたくないと回答、物件を管理する不動産会社に不満があると答えたのも、テナントの3割以上を占めた。不動産会社への不満として、部屋のメンテナンスがきちんとなされていない、苦情への対応がおざなり、緊急時に連絡が取れないことなどが挙げられている。また、賃貸契約終了の際、何の問題もなく退去できたテナントは、全体の52パーセントに過ぎなかった。
賃貸物件のテナントであるウィリアム・パルマー・リーブスさんは、壊れた湯沸かし器の修理を拒み続けた大家さんとの、悪夢のような体験を語った。「修理でもめたのは10月。大家に、湯沸かし器が安くなる3月まで待ってほしいと言われたが、冗談じゃない。家の中で吐く息が白かったのを覚えているよ」と話すウィリアムさんは、一緒に住んでいたハウスメイトとともに、途中で契約を解除し、引越しを余儀なくされたが、この程度のトラブルは『序の口』。読者の皆さんのまわりにも、大家との激しいバトルを経験した人が複数いることだろう。
不況の中、賃貸料も値上がりするばかり。半数以上のテナントが、2~3年前に比べ、いろいろな面で賃貸物件に住むことの難しさが増していると感じているのも無理からぬことと言えそうだ。

















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