冬の悪天候の置き土産といえる、車道のくぼみ。英国の道路では、至る所でこのくぼみが見られ、車体の損傷や、時には事故につながることもあるとされるが、これらのくぼんだ箇所の面積を合計すると、ワイト島の面積の2倍にもなることを「メトロ」紙が伝えた。
昨年、イングランド、ウェールズ、およびスコットランドで確認された道路のくぼみを全て合わせると、765平方キロメートル(259平方マイル)に達した。さらに、各地方自治体が支払った補償金は2500万ポンドにのぼったことが分かった。
故障などの緊急時に出張して車両修理を行う「Britannia Rescue」が明らかにしたデータによると、ドライバーから寄せられた苦情の数は前年比79%増となる3万2600件。タイヤカバーやサスペンションの損傷、パンクなどが、苦情の主な内容だったという。
なお、くぼみ1つを直すのにかかる費用は50ポンドとされており、ドライバーに支払われた補償金で、5万箇所のくぼみが修復できる計算。
「Britannia Rescue」のピーター・ホートン氏は、英国内の道路のくぼみに関する問題が深刻化していることを指摘。昨今の厳冬のせいでくぼみが増えているにもかかわらず、自治体が修復費用を捻出できずにいると説明している。
また同氏は、「我々が把握しているだけでも、くぼみがある箇所は20万にものぼっており、どれを優先的に直すかを判断するのは容易な仕事ではない」ともコメント。ドライバーは常に注意を怠ることなく運転する必要があり、くぼみの上を通るときは速度を落とし、危険だと思われるくぼみについては、自治体に届け出てほしいと話している。

















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