2017年から登場する、英女流作家ジェーン・オースティン(1775~1817)を採用した10ポンド札のデザインが発表されたものの、「人形のよう」「美化しすぎ」と、厳しい批判の声が聞かれていることを「デイリー・テレグラフ」紙が伝えている。
イングランドで流通している5ポンド、10ポンド、20ポンド、50ポンド紙幣には、英国の偉人が描かれるのが常だが、現在、女性がまったく含まれていないとして、女性活動家らを中心に、活発な抗議運動が展開された結果、2017年からジェーン・オースティンが登場することになった。
イングランド銀行では、オースティンの姉、カサンドラのスケッチから制作された版画(1869年作)=右下=をもとに、紙幣用の図案=左下=を作成。「ジェーン・オースティン協会」のお墨付きはもらったものの、図案のオースティンが美化されすぎているとして批判が相次いでいるという。
オースティンの伝記を執筆した。ポーラ・バーン氏は、ラジオ番組の中で「目が大きくて、まるで人形」「『ケイティー・プライス(※)並の修正』が施されている」と酷評。男女同権を求める活動家たちも、オースティンに関して、「誤った印象を与えかねない」と反発している。
ただ、「ジェーン・オースティン協会」の擁護もあり、この図案が『修正』されることはなさそうだ。
※ケイティ・プライス:「ジョーダン」の芸名でセクシー・モデルとして人気を得た。プライベードでもゴシップ紙を頻繁ににぎわす一方、リアリティ番組に出演したり、著書(ゴーストライターが書いたとされる)を発表したり、マルチ・タレントとして独特の存在感を示す。なお、豊胸手術をしたことは確かだが、顔の整形について、本人は肯定していない模様。


















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