スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに続き、イングランドで、会社内、レストランをはじめとする店舗内、公共のスペースでの全面禁煙が法律で定められたのは2007年7月のこと。以来、英国全土で、一般の喫煙者は不自由な思いを強いられてきたことになるが、実は、例外となる場所があった。それは刑務所内。犯罪をおかして服役すれば、喫煙が許されるという、一般喫煙者にとっては腑におちない措置といえそうだが、その特権もついに取り上げられる日が近づいているようだ。「デイリー・メール」紙が報じた。
『人権』尊重の立場から認められてきた、刑務所内での喫煙。服役囚の実に80%が喫煙者とされ、刑務所内では、タバコが貨幣の代わりに用いられることも多いとされる。しかし、看守など刑務所に勤務するスタッフから、副流煙による健康被害についての苦情が寄せられており、ついに刑務所内の禁煙に踏み切る方向に舵が切られたという。希望者にはニコチン・パッチが配布されるなど、禁煙を支援する対応も取られる見込み。
来年の春より、イングランド南西部の一部の刑務所で試験的に禁煙措置が取られ、その結果を見て、その後の対応が決められるとされている。
服役囚からの強い反発は必至。また、人権保護団体からも抗議の声が起こると見られている。

















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