野生のブラックベリー(クロイチゴ)=写真=などが車道沿いで実をつけているのを目にすることも少なくない英国だが、排気ガスのために、こうした実を食べるのは毒だとする思い込みが根強い。この真偽を確かめる研究が行われたことを「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
ブラックベリーなどが交通量の多い車道脇でたわわに実っているのを目にしても、車両からの排気ガスにまざっているはずの重金属成分のせいで、体に有害な物質が多く含まれているのでは、と思う人が大半ではないだろうか。
しかし、バンガー大学で、森林と多様な生物の維持についての学士課程「BSc Conservation and Forest Ecosystems」を学ぶ、ダラム県出身のジェームズ・スラックさんが学位取得のために行った研究で、そうした危険性は見受けられなかったことが示されたという。
交通量が多い車道脇で摘んだ野生のブラックベリーをエックス線で調べた結果、鉛、チタンやパラジウムといった重金属はみられたものの、その濃度は、田舎の車道沿いから採れた実と比べてもわずかに高い程度であったことが判明したとされる。
この研究を個人指導したデイヴィー・ジョーンズ教授は、「交通量の多い車道脇でとれた実に含まれる重金属の濃度は、摂取しても人体に及ぼすレベルとしては危険と呼ぶには遠く及ばない。何よりタダである点はメリットが大きい」と結論付けている。

















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