歴史的建造物や庭園のほか、海岸をはじめとする美しい景観の保護を目的として活動する非営利団体ナショナル・トラスト。ピーター・ラビットの物語の作者、ビアトリクス・ポターなどもその運動の賛同者として知られる、同団体の管理のもと、チャネル5の人気番組『ビッグ・ブラザー』で実際に使用されている家が一般公開されることが発表され、議論を呼んでいる。「デイリー・メール」紙が伝えた。
『ビッグ・ブラザー』は、外部から隔離され、カメラとマイクが至る所に設置された『ビッグ・ブラザー・ハウス』=写真=で、男女十数人が生活する様子を公開する、リアリティ番組。その家は、イングランド東部のハートフォードシャーにあり、2002年に建てられたもの。
ナショナル・トラストでは、「この家は、歴史的にも社会学的にも重要」と主張するが、同団体の会員から強い反発を受けているという。元国会議員のアナ・ウィドカム氏は、ラジオ番組に出演し、「とても悲しい。『遺産』と呼ぶには、長い時間をかけてそれが証明されなければならない」と話し、「現在は使われなくなったが、1960年代に建設された、ロンドン西部のBBCセンターのほうが賢い選択」と付け加えたという。
ナショナル・トラストのアイヴォ・ドーネイ氏は、「ビッグ・ブラザー・ハウスは、特別な場所だ。ナショナル・トラストが管理するのは特別な場所で、特別とみなされる理由は実にさまざま」と話している。
同団体は、この家を所有はせず、9月27日、28日に一般公開を行う。80分のツアーが予定され、参加者は、出演者らがカメラに向かって『告白』するスペースとしておなじみの「ダイアリー・ルーム」を見学することができるという。

















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