未来の医学界で治療のあり方を大きく変えるとして多大な期待が寄せられる中、幹細胞(stem cells)を用いた研究が進められているが、このほど、若いうちに幹細胞を冷凍して「有事」に備えるサービスに、英国でも認可がおりたことを「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
幹細胞(かんさいぼう)とは、複数系統の細胞に分化できる能力(多分化能)に加えて、細胞分裂を経た後も多分化能を維持できる能力(自己複製能)をあわせ持つ細胞のことと定義されているという。
フランスの研究機関「Cellectis」が提供するサービスは、幹細胞をマイナス180℃で保存。研究が進んだあかつきには、例えば病んだ臓器を、この幹細胞からつくりだし、本人に移植することが可能になると説明されている。
マイナス180℃であれば、幹細胞はまったく劣化しないとされており、長期保存にも耐えうるといい、「近い将来」がいつくるのかは分からないが、その日に備えることができるという。
気になるお値段は4万ポンド。「Cellectis」では、「お金で買えるものは、若さと健康以外、何でも好きなものが手に入るという富裕層のあいだで人気を博すはず」と自信を見せている。

















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