英国出身のイリュージョニスト、デレン・ブラウンさん(42)のショーが行われている、ロンドンのパレス劇場で、上階のバルコニー席から男性が転落。途中で照明器具などにつかまり、最悪の事態は避けられたものの、この男性は、妻に『冗談で』押されて落ちたことが分かった。「サン」紙などが報じた。
チャリングクロス・ロードとシャフツベリー・アヴェニューが交差する角に位置するパレス劇場では、6月24日から8月17日まで、『Infamous』と銘打たれたブラウンさんのショーが行われている。
同劇場には、舞台に最も近いストール席、その上にドレス・サークル席、さらにその上にグランド・サークル席、そして天井に一番近いバルコニー席があり、このバルコニー席からフロアまでは約14メートル。高所恐怖症の人は、このバルコニー席のチケットは購入しないよう同劇場がわざわざ注意書きをつけるほどの高さという。
事故が起こったのは4日。バルコニー席から、妻がふざけて押したところ、夫はバランスを失いそのまま転落。しかし、4.5メートルほど下のグランド・サークルの手すりに沿って設置してあった照明装置に片手でつかまり、何とか停止。男性客3、4人がこの夫の体を観客席に引き戻し、一番下まで落下するという最悪の事態は回避された。
一部始終を目撃した観客のひとりは、「もし、ほんの少しでも右か左にずれていたら、下までまっさかさまに落ちていただろう」と、話す。
ブラウンさんも、「だんなさんは無事だったものの、恐ろしい出来事だった。こんな目にあったお二人に、お見舞いの言葉を送りたい。それにしてもこわかったー」とツイッターでつぶやいている。

















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