公園で枝を遠くに向かって放り投げ、「Fetch!(取っておいで!)」と飼い犬に取りに行かせる―そうして遊ぶ飼い主の姿は多く見受けられるものだが、この枝で犬が大ケガを負うことがあり、死に至るケースもあるという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
犬が小枝をくわえることにより、枝が口の中で裂け、これが喉に詰まったり、刺さったりするケースがあるほか、死につながる感染症を招くおそれもあるとして、獣医たちは警鐘を鳴らしている。
このような事故を防ぐため、飼い主は、犬を遊ばせる際には犬用の骨型玩具、ゴムボール、フリスビーなどを使うべきとされている。
英国獣医協会の次期代表ロビン・ハーグリーヴズ氏は、月に1度は枝によって重傷を負った犬の手当てを行っていると発言。「枝を投げて飼い犬に取りに行かせる遊びをしているとしたら、今すぐ止めるべき。大ケガを招くおそれがある。喉の奥で歯ブラシが詰まった状態を想像してみれば、それがどれほど痛いか分かるだろう」と飼い主に呼びかけている。
また、枝が地面に突き刺さった時も危険と言われている。犬は枝を見つけると、口を大きく開けて勢い良く飛びつくため、枝がのどに突き刺さったり、口が切れたりすることがあるという。
こうした枝を取り除く手術の費用は5,000ポンドにのぼることがあると報じられている。ケガをしがちである犬種は、コリー、ラブラドールなどを含むレトリバーと呼ばれる狩猟犬とされている。
月に3度はこうしたケガに対応しているという獣医専門大学「Royal Veterinary College」の専任講師、ゾウイ・ハーフエイカー氏は、「感染症の危険性を知らない飼い主も少なくない」と話している。

















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