地下鉄ピカデリー線上のサウス・ケンジントン駅とナイツブリッジ駅の間に設けられたものの、長いあいだ駅としては閉鎖されていたままだった建物が売りに出され、注目を集めている。2千万ポンドはくだらない売値がつくと見られていることを、「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
同駅は、ブロンプトン・ロード駅=写真=としてオープンしたが、ピカデリー線上のサウス・ケンジントン駅とナイツブリッジ駅の間に位置していたことから、利用者が少なく、1934年に閉鎖された。その後、1938年にはナチス・ドイツ軍の空爆に対抗するための狙撃隊本部が設置され、防衛省の管理下に置かれることになった。
ハロッズからもほど近い、広さ2万8000平方フィート(約2,600平方メートル)という物件だけに、防衛省にとっては大きな財産といえるが、緊縮財政の中、手放すことが決まったという。
不動産業「Jones Lang LaSalle」のサイモン・ハドソン氏は、「多くの問い合わせが来ることを見込んでいる」と期待を寄せる。
ちなみに、同物件内には作戦室や、電話交換システム、巨大なイングランド南部の地図が広げられたテーブルなどがあり、戦時中の面影を残しているとされている。

















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