7/23 2016年には過半数に? 未婚カップルの間に生まれる子供、増加とまらず

 婚姻関係にない男女のあいだに生まれる子供の割合が増え続けており、このままいくと、2016年には、結婚しているカップルのあいだに生まれる子供の割合を上回り、過半数を占める可能性があるとして、政治家や有識者が強い懸念を示していることを、「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
国家統計局の発表によると、イングランドおよびウェールズ内で、2012に生まれた子供は34万6595人。このうち、親が婚姻関係にないという子供は47・5%を占めた。02年には、この割合は40・6%だったが、年々増えるばかり。このままでは、16年には、親が結婚しているという新生児は少数派に属することになってしまう恐れがあるという。
婚姻関係にないカップルのあいだに生まれた子供の割合について、さかのぼれば、1979年にはわずか11%だったものが、88年には25%となり、ここ25年近くでさらに20%余りも増えていることになる。
背景には、結婚してもなかなか恩恵を受けることのできない税制があると指摘されている。事実、結婚するカップルの数も減っており、2011年の国勢調査で、カップルの半数以上は未婚であることが判明。1801年に国勢調査が始まって以来、初めて、婚姻関係にあるカップルの数が未婚カップルの数を下回る事態になっていることが明らかになった。
イングランドおよびウェールズにおける独身の成人は1100万人におよび、500万人は、パートナーと入籍せずに同棲することを選択している現状も伝えられている。
肉親や知人の前で、婚姻関係に入ることを宣言する結婚式を挙げずに、共に暮らすカップルは、容易に破局を選ぶ傾向が高いとされており、片親家族の増加を招いているとの分析もある。一番の被害を受けるのは、親を選ぶ権利のない子供たち。結婚することにより受けられる税控除の金額を引き上げるなど、現政府が、婚姻関係にあるカップルを支援する策を早急に打ち出すことが必須であると、関係者らは訴えている。

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