小学校就学年齢に達したものの、トイレに行く訓練を受けておらず、おむつをつけたまま入学する児童が増加している実情を、「デイリー・メール」紙が報じた。
英国の小学校就学年齢は日本よりやや低めとはいえ、中には5歳になってもトイレに自分で行けない子供がいる現状が、ケント県の地域健康医療財団「Community Health NHS Trust」の行った調査で報告された。
18校について行なわれた今回の調査で、24人の児童が自分でトイレに行けず、今なおおむつを着用していることが判明。こうした児童が『アクシデント(おもらし)』を起こした際には、クラスの教員が授業を中断して後始末をせざるを得ず、他の児童たちはその間、『遊ぶ』ことになってしまうという。
ある小学校では、2クラスにおいて児童らがトイレのタイミングを逸し、カーペットを交換する事態が起きたとされている。
この調査結果を受け、ケント内のドーヴァー、ディールの保育園に通う園児たちを対象に、就学までにトイレに行く訓練を終えられるよう、地元の保険担当の教員や保健士がアドバイスにあたる試みを実施。この取り組みが成果を挙げれば、おそらく同様の問題を抱えていると考えられる英国各地で採用されるものと見られている。
おむつ以外に指摘された問題点としては、ナイフ・フォークの使い方やテーブルについて食事をする作法を知らない、さらには「please」や「thank you」が言えないといったことが挙げられたという。
時間がない、あるいは関心がないとして親が子供の教育に手間をかけておらず、学校にそうしたしつけも頼っている現状について教育の専門家からは厳しい批判の声が聞かれている。

















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