バーミンガム郊外のリサイクルごみ処理場で起こった大火災は、空へと放たれた中国式ランタン(天灯)のひとつが燃えながら落ちてきたことが原因だったと、「デイリー・メール」紙が報じた。
プラスチック容器など、600百万ポンド相当と推定される10万トン分の量のリサイクルごみが燃えたという今回の大火災は、現場に居合わせた人が『地獄絵図』と表現するほどの規模。黒煙は約2キロほどの高さまでたちのぼり、約80マイル(約128キロ)離れた場所からも見えたとされている=下の写真3点(いずれも「デイリー・メール」紙より)。
ウェスト・ミッドランド県のスメスウィックに位置する「J&A Young」リサイクルごみ処理場にランタンが燃え落ち、火災が発生したのは、6月30日午後11時頃。35台余りの消防車が出動し鎮火作業が行われたが、火勢が強く消防士11人が負傷、3人は病院に搬送されたという。
ほぼ鎮火したものの、ウェスト・ミッドランド県で起こった火事としてはここ40年で最大級とされ、完全に鎮火するまで1週間はかかるものと見られている。
中国式ランタンは、浮遊式の提灯ともいえるもの=写真右(「デイリー・メール」紙より)。もともと中国で無病息災を祈りながら空に向かって放つ習慣があったという。英国では、結婚式などでこのランタンを空に放つのが流行。1つ10ペンスと非常に安価で購入ができることから、毎夏およそ20万個が販売されていると推定されている。
ところが、中に固定されている固形燃料によって覆いの紙が燃えたり、あるいは、火がついた状態のまま、民家の屋根や家畜の上に落ちたりして、様々な被害が生じていることが報告されている。固形燃料によって30マイル(約48キロメートル)も飛行することが可能とされ、遠く離れたところで火災を引き起こさないとも限らないという。
ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドの一部地域などでは、すでに使用が禁止されており、英国でも、政府に対してランタンを飛ばすことを禁止する法案を作るよう求める声が高まっている。

















![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』