博物館のガラスケースの中に展示されている、高さ約25センチの古代エジプト時代の石像がひとりでに回転し、「ファラオの呪いか!?」と話題になっている。「デイリー・メール」紙が伝えた。
問題の石像が展示されているのは、マンチェスター大学付属マンチェスター博物館。像が180度回転し、来館者に背を向けた状態になっていることに気づいた職員が元の向きに直しても、3日後には再び向きを変えているのだという=写真(「デイリー・メール」紙より)。
この騒動を受け、同館では低速度撮影カメラを設置して撮影を開始。すると驚くべきことに、ひとりでにゆっくりと左回転する像の姿が映像にとらえられていることが判明。しかも動くのは昼間だけで、180度以上は回転しないという。
同館キュレーター(学芸員)のキャンベル・プライス氏(29)は、「ある日、像の方向が変わっていることに気づいた。鍵のかかったガラスケースの中なので、その像に勝手に触れることはできないし、しかもその鍵は自分だけしか持っていない。大きな謎だ」と話す。
この石像は紀元前1800年頃に「Neb-Senu」という人物により制作された、古代エジプトの死の神オシリスに捧げられた品物。古代エジプトでは、死後に魂が宿る器としてミイラがつくられていた。
プライス氏は「墓に埋葬されている像は、ミイラが破壊されたときに、そこから抜け出した魂が宿れるようにと作られたものだったと考えられている。おそらくこの像には死者の魂が宿っており、それが原因で動くのでは」と分析している。
それに対し、テレビでおなじみの物理学者ブライアン・コックス氏は「像の前を通り過ぎる来館者の歩行による振動で、回転を生み出しているのだろう」と科学的に反論。
しかしながら、プライス氏は「1933年に像が寄贈されて以来、一度もこうした現象はおきたことがなかった。それに、こんなにも正確に回転するのは不思議以外のなにものでもない。誰か謎を解明してほしい」と応じている。


















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