定年を迎えた女性の多くは、何か満たされない悶々とした日々を送っているという。その最大の理由のひとつは職場最大のお楽しみ、「ゴシップ」が聞けなくなったから―そんな調査結果が報告された。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
一般に男性は定年を迎えることに女性よりも抵抗を感じると言われている。ところが一旦、定年退職すると、早々に新しい趣味などを見つけてこれに喜びを見出す傾向があるという。実際、定年後に「人生の目的を見失った」と回答した女性は、全体の8割にも上ったが男性は半数程度だった。
また定年後、時間がたっぷりあるにもかかわらず、友人や家族らと会う機会が減ったと回答した人は男女を問わず6割もいた。女性の3人に1人がこの状況を寂しいと回答する一方、男性で寂しいと回答したのは5人に1人にとどまった。
さらに、職場で同僚たちと交換していたゴシップの蜜の味が恋しい、と答えた女性は3人に2人にも上ったことが判明。ただし、男性はゴシップに興味がないかと思えば実際には44%の男性が職場のゴシップを懐かしんでいることも分かった。
定年後の日々を、どうやって楽しんでいるかという質問に対して男性はハイキング、旅行、日曜大工と回答。女性では料理、庭仕事、読書と続いた。男性の半数以上が定年後の日々を徹底的に楽しもうと考えているのに対し、そう考えている女性はわずか4割程度だった。
今回の調査を実施した金融機関「Skipton」社のステーシー・ストサードさんは「20年から40年も仕事を続けてきた人が突然、1日24時間、1週間に7日間、時間を全て自分のために使ってもいい環境に置かれることは思った以上に大変なことのようだ」と感想を述べている。

















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