6/24 不況さまさま―床屋が盛況!

英国経済が低迷を続ける中、不景気な話しか聞かれない感があるが、床屋業界は思わぬ活況を呈しているという。「デイリー・メール」紙が報じた。
床屋が突然の売り上げ増加に嬉しい悲鳴をあげる背景には、男女の区別なく営業するおしゃれで割高な美容院やヘアサロンより、低価格の散髪仕上げへの需要が若い男性のあいだで急増している実情が挙げられている。
昨年の英国内で、新規開店した床屋は150軒、大通りやショッピングセンター内では8%の増加、全体では6・2%の増加が見られたという。
小売・レジャー専門の分析会社「Local Data Company」によると、2012年に新規で開店した店舗数が床屋を上回ったのは、チャリティ・ショップのみだったことも明らかになっている。
専門家はこうした突然の床屋の復権について、倹約のためであることは間違いないとしながら、加えてファッション面においても、元サッカー選手のデビッド・ベッカムさんや『トワイライト』シリーズの俳優ロバート・パティンソンさんに見られるような『男性らしい』ヘアスタイルの人気が盛り返していることも要因になっていると指摘する。この2人はそれぞれ、20年代と50年代風レトロな髪型のトレンドを巻き起こしたとされている。
さらに床屋は、美容院と比べて敷地も少なく済むうえ、営業に際しては資格も免許不要という。また、様々な業種の小規模店舗が閉業していることをうけ、比較的安く店が借りられるのも追い風になっている。椅子、鏡、バリカンさえあれば起業できるとあって、無職男性にも魅力的な職種となっているとも分析される。しかし、技術のない人には任せたくない…!?

ロンドンおすすめレストラン
面白すぎる英国ジョーク
なるほど英国Q&A
ロンドン近郊トラベルガイド
ロンドン最新トレンド
面白すぎる英国史
面白すぎる英国の偉人
ロンドンでアフタヌーンティー