今年に入り、キャッシュカードの盗難に遭う例が激増。最初の4ヵ月で7525件を記録し、昨年同時期の2553件の約3倍という増加ぶりを見せている。また、現金引き出し機(ATM)の利用時に被害に遭うケースが増えているのが特徴で、窃盗団が古典的な手口に回帰していることを、「メトロ」紙が報じた。
古典的な手口の代表格は、背後から暗証番号を盗み見してからキャッシュカードを奪うもの。例えば、被害者が現金を引き出している最中に、窃盗犯のひとりが「10ポンド、落ちていますよ。あなたのでは?」と話しかけ、被害者の注意を足元に向けているあいだに、窃盗犯の別の仲間がキャッシュカードと現金を持ち去るという、何年も前に編み出された手口が『リバイバル』しているという。 この背景には、セキュリティの技術が進み、キャッシュカードを奪っただけでは、現金の引き落としや買い物ができなくなっている現状があるとされている。
このほか、暗証番号とカードの両方を入手するための古典的手口としてあげられているのは、入力される暗証番号を撮影するための小型カメラをATM機に取り付け、さらに、キャッシュカードがATM機に銀行側の判断により『吸い込まれた』ように見せかけ、被害者があきらめるなどして立ち去った後にカードが回収できる仕掛けをほどこしておくというもの。「おかしい」と思ったら、その場を離れずに銀行に連絡し、カードをとめるのが最善の対応策のようだ。

















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