英国人の大半が、いくばくかの遺産を親から相続できると期待しているものの、実際には4割にあたる子供が、相続金をまったく手にしていない実情が判明したことを、「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
このほど行われた調査で、20歳から35歳の層の75%が親の死後には遺産を相続できるものと期待しており、その平均額は7万8千ポンドにものぼることが明らかになったという。ところが、期待される側の親については、37%が所持金は退職後に全て使い切ることになると答えた。
この調査は英金融機関の「Skipton Building Society」が 2000人の成人を対象に行なったもので、20歳以上の5分の1が、将来の人生設計に関して、親からの財産をあてにしていると回答。しかし、50代以上の親世代の49%が、すでに自分の貯金を切り崩しながら日々やり繰りしている状態であると説明、子供に残す余裕はないと考えていることが分かった。
同金融機関のステイシー・ストサード氏は「親の遺産について、『とらぬ狸の皮算用』を試みるまえに、自分で自分の経済状況を把握し、少しでも投資することが大切」と話している。

















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