定住先を持たないルーマニア人グループが、ロンドン中心部のマーブル・アーチに舞い戻って来ていることが確認された。昨夏、ルーマニア人たちがロンドン五輪を好機と見込んで来英、長期に渡って同エリアに居座り、強引な物乞いをはじめとする反社会的行為を繰り返したが、その『悪夢』が再びウェスト・エンド(ロンドン繁華街)を襲うのではないかとの声があがっているという。「イヴニング・スタンダード」紙が報じた。
同紙は12人ほどのルーマニア人がスーツケースやカバンを携え、パーク・レーン沿いの芝生に集まっている様子を撮影。他にも、その付近では寝袋で寝る者、紅茶を飲む者、喫煙する者などの姿が見られ、彼らが『長期滞在』するつもりであることが伺えると報じられている。
昨年、ロンドン五輪直前のロンドン中心部に現れて住み着き、最終的にはウェストミンスター自治体から撤去勧告がなされた、約50名からなる物乞い集団と同じメンバーたちかどうかは明らかになっていない。
前述の集団は、物乞いのみならず、スリ、さらには売春などで荒稼ぎすることを目的に、犯罪組織によって送り込まれたとされている。昨年はナイフで脅しての強奪や路上での排泄行為などが報告され、ウェストミンスター自治体と警察が追い出しに躍起になったが、大きな苦労を強いられた。
ルーマニア及びブルガリアからの英国への移住者に対して設けられている、就労規制が今年いっぱいをもって撤廃されることから、多数の移住者が英国に押し寄せるのではないかと強い懸念が寄せられており、マーブル・アーチの占拠者たちは、その先陣をきってやってきたのではと、案じられている。

















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