柔らかな春の風に包まれた一日の昼下がり。ワイン片手のピクニックや小さなボートでの川下り。なんとも心癒される、まどろみのひと時だ。ところがケンブリッジ市内を流れる普段静かなケム川で今、名物のパント船の縄張り争いから緊張が高まり、監視員たちが身を守るため、防刃チョッキの導入を急いでいるという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
パント船とは竿1本で操作する平底の小船のこと。ケンブリッジの街では、このパントに乗ってケンブリッジ大学構内をも流れるケム川をのんびり遊覧するのが人気。ところが現在、このパント船が多くなり過ぎて大渋滞を引き起こしているという。またパント船を運営している会社同士が縄張り争いからライバルの船を沈めたり、ナイフで脅したりするなどの行為を働いているとされ、ケンブリッジ市内の河川を監督する管理人たちが、日々悪化する状況に頭を悩ませていると報じられている。
ケム川管理組合では、川をパトロール中のスタッフに向けられる敵意があからさまになって日に日に脅威が増し、身の危険が迫っているのを感じるという執行吏からの報告を受け、スタッフに防刃チョッキの配布を急いでいる。
ケンブリッジ市議会のケビン・プライス氏は「何か起こってからでは遅い。安全のためなら、やり過ぎと思われるくらいやった方がいいだろう」とコメントしている。

















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