5/7 駐禁キップ切られない方法、教えます―失業率低下のオマケ付き

英国で白いバン(日本でいう「ワンボックス車」)というと、配管工事など、日本では工務店が請け負う仕事や、配達などを行う人たちが好んで乗る車とされている。こうした仕事に従事する、いわゆる「white van man」が忌み嫌うもの、それは駐禁キップを切る交通監視員(Traffic warden)。駐車禁止区域にちょっと車を止め、用を済ませて車に戻った時に監視員の姿を見つけるや、血圧がたちまち上昇―という人も多いことだろう。このたび、運転手たちの怒りや悲哀に彩られた、この駐禁問題を一気に解決するアイディアが披露され話題となっている。「メトロ」紙が伝えた。
駐禁キップから逃れるその方法とは、見張り役(van sitter)を雇って常時助手席に座らせておくこと。運転手が車を離れて配達や他の作業などをしている間に、もしも監視員が来たら、助手は即座に運転席に移動し、エンジンをかけて発車、周辺をぐるぐると回って戻ってくるという仕組み。
これで最高120ポンドの罰金から完璧に逃れることができる。ちなみに助手に支払われる賃金は時給8ポンド。
このアイディアを思いつき、実践しているのは住宅メンテナンス業界大手の「Aspect.co.uk」社。同社はこのシステム導入後、これまで月に6000ポンドほど支払っていた罰金がほぼなくなったという。それどころか助手として16歳から24歳までの若者を雇い入れることで、失業率の低下にも貢献しているとご満悦。
代表のウィル・デイビス氏は「我々にとっても、若者たちにとってもいい話だ。ウェストミンスター区内でテストしてみて上々だったので、これからはロンドン全域に広げるつもりだ」と熱く語っている。
これに対し駐禁の罰金収入が減ることとなるウェストミンスターの地元議会は「ばかげた発想だ」と不快感をあらわにしているという。

 

 

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