2007年6月以降、イングランドでは公共スペースにおける喫煙が法律で禁じられているが、これが子供のぜん息発作の減少に貢献しているとする専門家の見解を「メトロ」紙が伝えた。
英国では、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドでまず、公共スペースにおける喫煙禁止が実施され、最後に残ったイングランドでも約6年前に同様の法律が施行されるに至った。
この2007年6月以降、イングランドにおいて、ぜん息のひどい発作により病院に運ばれた子供の数を調べたところ、最初の1年で、受診数が12・3%減少したことが認められたという。
同法律の施行前は、ぜん息の発作で病院にかかる子供の数は、毎年2・2%程度増え、ピークだった2006年度には2万6969件を記録。しかし、施行後の3年間で、6800件の減少が見られたことが、インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究グループによる報告で明らかになった。
さらに同法律の施行の影響か、親が家庭内や車内で喫煙する頻度にも変化が見られ、子供が副流煙にさらされるケースが減っているとの指摘もなされている。
今回の調査内容をまとめたクリストファー・ミレット教授は、喫煙制限を課す法律が、小児ぜん息の発作に苦しむ子供たちの数を減らすにあたり、効果をあげていることは明白であると話している。

















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