3/5 列車のファースト・クラス、再び人気に―利用客はこんな人たち

英国ではファースト・クラスを利用しての鉄道の旅が脚光を浴びているという。ファースト・クラスといえば洗練されたジェントルマンやバリバリと仕事をこなすビジネスマンが乗るものというイメージがあるが、最近のファースト・クラスを占拠しているのは大酒を飲んで騒ぐサッカーファンや、遠くまで夜遊びに行く若者たちだという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
昨年、英国内で売れたファースト・クラスのチケットは全部で1100万枚。10年前の670万枚と比較すると大幅な伸びで、1950年代の「列車旅行黄金期」すら凌駕する勢いだという。
しかし最近のファースト・クラスの乗客とは映画『逢びき(Brief Encounter)』(1945年製作の英国映画)に出てくるような、いかにもアッパークラスの人々専用の車両といったイメージは崩壊。学生やサッカーファン、スタッグ・パーティー(stag party=結婚式前夜に花婿が男友達と開く宴)やヘン・パーティー(hen party=stag partyの女性版)といった、かつてファースト・クラスで見かけることは皆無に近かった人種に侵食されていると説明されている。
今回の調査を実施したのは「Association of Train Operating Companies(鉄道運営協会)」。その報告によると最近のサッカーファンは地元チームが敵地で試合をする際はファースト・クラスを利用してよりスタイリッシュに応援に駆けつけるのだという。
また、「Virgin Train」社によると、最近はロンドン在住の若者たちが土曜の夜、ファースト・クラスを利用してマンチェスター入り。市内のトレンディなナイトクラブで大騒ぎするのがブームになっているのだとか。アッパークラスの人々の居場所もだんだん少なくなってきたようだ。

 

 

ロンドンおすすめレストラン
面白すぎる英国ジョーク
なるほど英国Q&A
ロンドン近郊トラベルガイド
ロンドン最新トレンド
面白すぎる英国史
面白すぎる英国の偉人
ロンドンでアフタヌーンティー