昨年、イングランドの一部地域において、故障を理由に、3割を超える割合で救急車が稼動させられる状態になかったことが明らかになった。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
イングランドの中南部では、昨年の10月から約3ヵ月間、多数の救急車が使えず、救急隊員たちからは強い非難の声が寄せられたという。
この故障車の割合についての数字は、BBCが入手したもので、昨年10月から今年1月までの間に稼動していなかった救急車はバッキンガムシャーでは33%にのぼり、次いでオックスフォードシャーでは31%、バークシャーが21%、ハンプシャーで20%という数字になった。
ただ、同エリアのNHSは、発表された数字は「(事実とは異なり)大きすぎる」と反論している。
救急車の主な故障の原因は、タイヤの不備、電気回路関連の不調、さらには車両後尾の昇降機の不良などという。昨年こうしたトラブルが増えたのは、車両の部品を供給していた製造会社が倒産したためと言われている。
救急車両の管轄部署の広報担当は、「車両のメンテナンス業務については改善を図り、現在、稼動不可の救急車の割合は18%にまで下がっている」と弁明している。

















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