2/19 廃れゆくレディー・ファースト…下心を警戒、辞退する女性が続出

地下鉄やバスの中で女性に席を譲ったり、女性のためにドアを開けて押さえてあげたり―「レディー・ファースト」の習慣は「紳士の国」、英国ならではのものと長年知られてきたが、異変が起こっているようだ。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
今や「紳士」とは絶滅危惧種の一種らしい。いやそれどころか、席を譲ったりドアを開けたりといった、かつて高潔とされた行為は昨今の英国ではむしろ「下心」と見られかねない危険な行為なのだという。
調査を実施したのは通販で衣料を扱う「Socked.co.uk」社。それによると女性だという理由で受ける男性からの親切自体が、男女不平等時代の悪しき名残りで、もはや時代遅れだと考えている女性が多くなっているという。
その結果、女性の92%が席を譲られても座らない、78%の女性がレストランを出る時などに男性からコートを着せてもらうのを辞退する、さらに重い荷物を運んでいる際に男性が手を差し伸べてきても89%の女性が断る、と回答したという。
一方、調査結果は近年、英国人男性のマナー全般が崩壊していることも表しているという。Socked.co.uk社のマーク・ホール氏によると「男性のマナーの悪さは目を覆うほどで、騎士道精神などは既に過去の遺物となった。そんな折に突然、男性から親切にされても、たとえそれが本物であっても、女性は驚くばかりか、逆に疑いの眼差しを向けるのだろう」とコメント。今回の調査で浮かび上がった数々の数字は、現代英国人のマナー崩壊がかなり深刻な状態にあることを示唆しているようだ。

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