労働党の、故ハロルド・ウィルソン元首相といえば、パイプを口にくわえた姿が有名だが=写真、英公共放送「BBC」が2月14日に放送する、5時間以上にも及ぶ番組の中で、パイプを口にしている場面を番組から除外したことがわかり、批判の声があがっているという。「デイリー・メール」紙が伝えた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
BBCは、ウィルソン元首相の労働党党首就任50周年を記念する番組を製作。1960年代と1970年代に英国の首相を務めたウィルソン氏は、公の場に現れるときは、ガネックスのコートと、口にはパイプという姿がお決まりで、この2つのアイテムは同氏のトレードマークとして知られた。
ウィルソン元首相の側近でもあり、番組に出演したドノヒュー卿(80)は、BBCが、番組の中でウィルソン元首相がパイプを吸っている場面を「検閲して削除する」ように指示していた、と言明。ドノヒュー卿は、番組のプロデューサーから、 ウィルソン元首相がパイプを手にしている描写を避けるよう指示を受けたとし、BBCを、嫌煙に傾いている世論を気にするあまり、スターリン主義のような「政治的な正しさ」を追求する検閲を行っている、と批判している。
この番組、『Harold Wilson Night』は、政治関連の番組を放送する「BBC Parliament」にて2月14日(木)の午後6時より放送され、英国政治における、故ウィルソン元首相の功績について検証する内容。
ちなみに、BBCの広報担当者は、記録映像からパイプ場面を削除したわけではない、と弁明しているという。

















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