不況の嵐が吹き荒れる英国。各家庭では色々と涙ぐましい支出の引き締めを実施しているようだが、アロマ香る嗜好品、コーヒーを諦められる人はなかなかいないようだ。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
昨年、英国内のスーパーマーケットで売り上げを最も伸ばした商品のひとつがコーヒー豆(挽いたもの)だったという。どうやら英国人はコーヒータイムという贅沢なひと時を死守するために、他の生活必需品については質の低下に目をつぶっているようだという。
市場調査会社「ニールセン」によると昨年度、大手スーパーマーケットのコーヒー豆の売り上げは2億2千20万ポンドで、前年比13.1%もの伸びを記録したという。一方、消費者は冷凍食品や食パン、ミルク、紅茶といった生活必需品は大手スーパーのテスコやセインズベリーズではなく、「Aldi」や「Lidle」といった格安スーパーで済ませていることも分かった。
冷凍デザート、電子レンジやオーブンで温めるだけですぐに食べられるレディミール類は、あきらめても良いぜいたく品と見なされているらしく、売り上げ急落商品の仲間入りを果たしたとされる。
ただ、人々が大手スーパーマーケットで必需品を全く購入していないという訳でもなく、カップ麺やカップライスといったいわゆる「インスタント・ポットスナック」などの便利な商品は売り上げを大いに伸ばしている。昨年度の売り上げは1億8千290万ポンドと前年度比12.7%の伸びを見せたという。
缶詰のパスタやインスタントコーヒーも相変わらず人気だといい、その他各スーパーが展開する自社ブランドのスープやスナック菓子、アイスクリームなども好調であるとされている。

















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