1/23 英国の芝生がなくなる!? 不順な天候には対抗策ナシ

英国人の庭に対する関心は深い。鮮やかな緑色を呈し、よく刈り込まれた芝生を見れば、その庭の持ち主がいかに手間(あるいは、お金)をかけて手入れしているかが分かろうというもの。しかし、冬でも枯れ切ることのない英国の芝生に異変が起こっているという。「デイリー・メール」紙が報じた。
専門家の指摘によると、近年の英国は、長期にわたる日照りとそれによる水不足が続いたかと思うと、雨続きの夏が訪れたり、あるいは暖かく雨ばかり降るクリスマスとお正月が過ぎたと思えば、寒波に襲われ、ドカ雪が降ったりと、「天候不順」という言葉で済まされないような異常気象が続いているという。
この結果、英国の伝統的な芝生の生育がきわめて困難になっており、「ローンボウリング(短く刈り込まれた芝生の上で行われる競技)が楽しめる」ような芝にすることができずに嘆く人が増加。
芝生の目が細かくならないため、長めに刈ったり、ヒナギクやキンポウゲ(buttercup)を混ぜて下の土が見えないようにしたりと、工夫を強いられるケースも少なくないと指摘されている。
さらに、芝生だけに限らず、花をつける植物も不順な天候のもとでは上手く育てるのが難しく、庭仕事の愛好家もお手上げの状態のようだ。
英気象庁「Met Office」の専門家も参加して行われた、英王立園芸協会「Royal Horticultural Society」の協議会で、今年の天候も予測不可能という、いまさら聞いても仕方のない報告が成され、「庭を持つ人は、不順な天候や異常気象を、現実として受け入れるしかない」との助言が発せられた。なお、芝生については、不順な天候のもとでは、余計な世話はせず、ほおっておくほうが良いとするアドバイスも聞かれた。

 

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