パキスタンを舞台に偽装結婚が仕組まれ、既にかなりの数のパキスタン人男性が就労目的で英国に入国を果たしているという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
偽装結婚による不正入国の仲介を行っているのは英国内にある組織とされる。彼らはチェコやスロバキア人の女性を利用。彼女たちをパキスタンに送り込み、渡英を希望するパキスタン人男性たちと偽装結婚させているという。ある女性はわずか4ヵ月の間に3度も結婚式を挙げ、またある女性は偽装結婚の報酬1000ポンドを持って自国に戻ったとされる。
女性たちと入籍した男性たちはEU加盟国であるチェコ、あるいはスロバキア国籍の「妻」の配偶者として、英国への入国・滞在許可証を手にするわけだが、この許可証があれば英国で就労することもできる。
在イスラマバード英国領事館ではこれまでに大量の不正な婚姻届が見つかっており、英移民局が捜査を進めている。移民局ではこれまでに少なくとも62件の不正な申請を確認、英国への入国・滞在許可証発行を却下している。
偽装結婚を仲介しているのは南ヨークシャー、ロザラム在住のタリブ・フセイン容疑者(41)とタリク・メームード容疑者(27)の兄弟、それにフセイン容疑者の元妻、ラヒナ・ザマン容疑者(32)の3人。
フセイン容疑者らは、偽の新郎新婦の航空券手配から偽造書類の手配などを行っていたとされる。既にフセイン、ザマン容疑者は逮捕され公判も始まったが、メームード容疑者は今も逃走中という。

















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