葉巻をくゆらせながら、ロールス・ロイスの後部座席に座っているような大富豪にお目にかかる機会など、なかなかないものだが、英国の10世帯に1世帯が「ミリオネア」、日本語でいう「億万長者」であるという報告がなされ、意外な驚きをもって迎えられている。「メトロ」紙が報じた。
今回発表された数字では、不動産のほか、宝石などの貴重品、年金、有価証券など、あわせて96万7000ポンド以上の価値の財産を保持している人を、「ミリオネア」(正確に訳せば「百万長者」)と定義。
この富裕層が持つ資産を合計すると4兆5000億ポンドになるとされ、これは英国全体の個人資産の44%を占め、経済的に最も恵まれない10%の人々が所有する全資産の850倍にも達することが分かった。
また英統計局が行った調査の結果、上位10%の富裕層が所有する合計資産の半分以上は、民間金融機関の管理する年金資金という形で蓄えられていることも明らかになった。
なお、不動産価格の違いが反映されるためか、イングランド南東部では7世帯に1世帯が、ロンドンでは8世帯に1世帯が上位10%に属するとされているが、スコットランドでは14世帯に1世帯と少なくなり、その差が顕著に表れている。

















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