日本には児童を交通事故から守るため、登下校時に誘導してくれる通称「みどりのおばさん」がいるが、ここ英国ではその職業は「ロリポップ(Lollipop)」と呼ばれ、おじさんもおばさんも老いも若きも携わる大切な職業だ。
ちなみにロリポップとはチュッパチャップスのようなキャンディー菓子の総称で、彼らが手に持つ標識がそのロリポップに似ていることからこのように呼ばれるようになったという。
さてそのロリポップ。悪質な運転手たちによって意図的に危険な目に遭わされることが多いため、お腹の部分にビデオカメラを装着することになったケースを、「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
ロリポップたちは、心ない運転手たちから嫌がらせを受けたり、故意にはねられそうになって飛びのいたりする経験を何度もしているという。
リンカンシャーのモンクス・アビー小学校そばの横断歩道で勤務するデイヴ・エリスさん(41)は3度、そして同僚のバリー・ブラニックさん(64)=写真(写真は「デイリー・テレグラフ」紙より)=は2度、わずか5ヵ月の間に二人合わせると5回も車にはねられたという。
二人は「このビデオカメラが運転手たちの嫌がらせや危険運転の抑止になることを願うよ。それでもやられた時は、これで録画された映像が、裁判で大いに役立つだろう」と声を揃える。
エリスさんは「これで子どもたちもより安全になるし、我々の仕事も少しはやり易くなるだろう。そして何より、運転手たちが危険な運転をするのを思いとどまってくれたらいいんだがね」と期待を寄せている。

















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