手軽に暖をとることができ、セントラル・ヒーティングの代わりとして節約も期待できる湯たんぽが、急激に人気を集めている。しかし、これにともない英国人の間で、熱湯によるヤケドや水ぶくれなどを起こすケースが増えているという。
「デイリー・メール」紙によると、粗悪品の湯たんぽや劣化したものを使っている場合、使用者の全く予期しないところで破裂し、皮膚移植処置が必要なほどの重傷を負ってしまうこともあるという。
エセックス、チェルムスフォードにある「Anglia Ruskin University」の研究チームでは、こうしたヤケドの増加は、消費者がインターネット上から安価で、ゴムの部分が劣化しやすい湯たんぽを購入していることが一因とみている。
ここ2年間で、湯たんぽが原因となってヤケドを負い、病院で処置を受けた人の数が急増しているという。
同チームのクエンティ・フリュー氏は、「ヤケドを負った人々は、ヤケドの原因が湯たんぽであることや、ヤケドを負った箇所を恥ずかしく思うがあまり、自分で処置をしようとすることが、しばしばようだ」と分析。実際のヤケドの患者数はもっと多いと推測している。
さらに同氏は、湯たんぽの誤った保管方法によってゴム部分を劣化させることもよくあると指摘する。
同グループは、湯たんぽが原因でヤケドを負った50人の患者を調査。この結果、ヤケドが完治するまでには平均で3週間半を要することも判明し、さらに子供2人を含む計3人の症状は特にひどく、皮膚移植が必要だったという。
NHSは、ヤケドの原因を湯たんぽに限定した症例を集計してはいないものの、昨年、高温の液体によるケガが1800件以上あったことを認めている。

















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