11/19 簡単な健康チェックはオンラインでー医療費削減にも一役

来年から定期的な健康チェックはインターネットでできるようになり、10万人がその恩恵に預かることになるという。これがうまくいけば家と病院の間を行ったり来たりといった煩わしさから開放されることになる。「デイリーテレグラフ」紙が伝えた。
NHSが提供するこの『telehealth』と呼ばれるオンライン診察は、糖尿病や心臓疾患などの長期に渡る疾病を抱えた人々にとって、定期健診のためだけに最寄りの病院や診療所に通わなければならない状況を改善していく積極策になるという。
導入後、病院側はインターネットを使って血圧や血糖値などの数値を患者から受信。医師や看護士は患者との面談もオンライン上で行うという。
内閣はこの「telehealth」に並々ならぬ自信をみせており、2017年までに300万人がこのオンライン診療システムの利用を開始する目標を掲げている。イングランドでは、来年からコーンウォール、ヨークシャー、そしてウスターシャーを含む7地域でサービスが始まる。
保険相のジェレミー・ハント氏によると、長期疾病を患う人々は健康な人々より頻繁に医者および看護士に診て貰う上、診察1回に用意される医療手当て10ポンドのうち毎回7ポンドを使っていると指摘。一方で、「頻繁に診療所や病院に通い続けなければならない長期疾病を抱え人々を、終わりなき診察から開放したい」と補足し、さらにはNHSの時間と経費が大いに節約される可能性があると主張した。
試験導入の結果、現在イングランド内での同システム利用者数はまだ5000人足らずだが、導入前と比べて緊急入院患者の数や死亡者の数が減少したという。
しかし、「Whole System Demonstrator」が更に徹底的に分析した結果、「telehealth」の効果は疑わしく、『つじま合わせ』だと批評家は批判がしている。
調査を行った団体の代表アダム・スティーヴェントン氏は、すでに8月、ある団体からの報告で「telehealth」を導入すれば、様々な慢性疾患にある患者が死に至るケースが増えるだろうと指摘している。

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