この不況下、消費者はビタミン剤や健康サプリメントへの出費を抑えており、野菜や果物へと立ち返っている人が増えているとする見解が発表された。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
市場調査機関「ミンテル」によると、2008年には英国人の41%が日常的にビタミン剤やサプリメントを摂取していたが、現在では35%に減少。
マルチビタミンの錠剤からタラの肝油のカプセル錠まで、一時期は健康志向の人々に人気のあったビタミン剤や健康サプリメントだが、各世帯ではこれらの『高級嗜好品』について、財布の紐が締められているという。
一方、昨年の野菜や果物の消費は5%増加。また、機能性食品・飲料も7%近くの売り上げアップとなっている。
多くの英国人はマルチビタミン剤に、ガンなどの疾病予防の効果があると信じ、「健康のための保険」として購入しているという。
しかし、ビタミン剤のとり過ぎはかえって健康を害するおそれにもつながると警鐘を鳴らす調査結果もあることが報告されている。
ちなみに、英国でのビタミン剤やサプリメント類の市場規模は3億8500万ポンドで、昨年と比較し2.7%の増加になる見通しであることも伝えられているが、摂取量が増えたのではなく、錠剤が値上がりしたため、と調査元では説明。今後数年間、消費量も総売り上げも落ち込むだろうと予想されている。

















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