政府のサイバー攻撃対策呼びかけで…水や缶詰が品薄に!?

■ 英政府がサイバー攻撃などによる社会の混乱に備え、食料や水の備蓄を呼びかけたことを受け、スーパーなどで飲料水や缶詰、乾電池といった必需品の需要が急増している。一部スーパーでは品薄となっている商品もあるが、パニック買いは控えるようにとの声も聞かれている。各メディアが報じた。

発端は、ストリーティング国防相が10月22日、国民に対し、非常時に備えて3日分の保存が利く食料と飲料水を含む緊急用備蓄品を準備するよう呼びかけたことだ。政府による啓発活動の一環で、自然災害や敵対国によるサイバー攻撃などに伴う生活への影響に備えるよう求めている。

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その後、飲料水、ハインツやバクスターズなどのスープ製品が、一部店舗で品切れとなった。オンライン・スーパーのオカドは週末に一部商品の需要が増えたと説明し、供給業者と連携して在庫の確保を急いでいるとコメント。スーパー・チェーンのアイスランドでも、週末の缶詰商品の売り上げが前年同期比で40%増加し、飲料水も好調だったと報じられている。イングランド北部を中心に展開するスーパーのブースでも、缶詰や飲料水、乾電池の売り上げが前年を上回った。ただ、同時期に発生した嵐の影響で停電などへの備えが進んだ可能性もあり、政府の呼びかけだけが原因とは限らないという。

国防相の警告に先立ち、ウェブサイトの基盤技術PHPの脆弱性が見つかり、世界各地でサイトが停止する事態が起きていた。また、英国の海底ケーブル網をロシア側の漁船が偵察していたとする報道もあり、重要インフラへの脅威が懸念されている。備蓄需要は、食料品以外にも広がっている。手回し式ラジオは注文が急増して品薄となり、家電通販のマップリンでは懐中電灯の売り上げが、前月の同じ曜日と比べて284%増加。アマゾンでも、飲料水やキッチンペーパーが食品・日用品部門の売れ筋上位に入った。グーグルの検索動向によると、「サバイバルキット」という言葉の検索数も前年同時期から5000%超も増加しており、国民の間で非常時への備えに対する関心が急速に高まっていることがうかがえる。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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