■ロンドン中心部の目抜き通り、オックスフォード・ストリートの一部が10月26日からついに歩行者専用となってしまった。対象はオーチャード・ストリートからグレート・ポートランド・ストリートまでの約1キロで、一般車両に加え、バスやタクシー、自転車などの車両はいっさい通行できなくなる。各メディアが報じた。

カーン市長は「ロンドン市民や事業者から強い支持を得てきた」と説明。クリスマス商戦を前に、世界有数のショッピング街を「歩行者広場」へ変える計画が本格的に始まると喜びを隠しきれない様子。将来的には小売店だけでなく、スポーツやファッション、文化イベントなどを楽しめる空間を目指すという。
一方、ウェストミンスター市議会は、計画の実施方法について「まだ答えの出ていない問題が数多くある」と懸念を表明。 特に、オックスフォード・ストリートから締め出された交通が周辺の狭い道路に流れ込み、渋滞や大気汚染、地域経済への悪影響を招く可能性を指摘している。バスやタクシーの迂回、安全対策、道路清掃などについても早急な説明を求めた。
市長側によると、ロンドン交通局(TfL)はオックスフォード・ストリート開発公社と協力し、安全対策を進める。ベンチなどの設備は当面、試験的に設置し、利用状況や市民からの意見を集めたうえで、恒久的なデザインに反映させる予定だという。歩行者専用化をめぐっては、市長と区議会の対立が続いてきた。区議会は環境影響評価を十分に行わず「制度を抜け道で回避している」と批判する一方、市長と政府は、「そうした評価は考慮する必要なし」との立場だ。長年議論されてきた計画だけに、今回の変更がカーン市長の「レガシー(政治的遺産)」となるのかにも注目が集まっている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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