■英国のホスピスが慈善目的で運営するチャリティーショップで、壊れたり汚れたりした「売れない寄付品」の処分費が大きな負担になっている。善意で持ち込まれたはずの品々だけに、関係者は頭を悩ませている。BBCが報じた。

イングランド東部、リンカーンのセント・バーナバス・ホスピスでは、カビの生えた絵本や汚れたぬいぐるみ、片方だけの靴などが寄付品として持ち込まれている。同ホスピスの店舗担当者ジェーン・ウォードさんは、子ども向け絵本の黒ずんだページを示し、「こんな本を子どもに渡したいとは思わないでしょう」と話す。昨年、同ホスピスは23店舗で350トンの品物をリサイクルしたがその一方、販売もリサイクルもできない品の廃棄に3万ポンド(約600万円)を費やした。
ハルにあるダヴ・ハウス・ホスピスでも事情は同じだ。35店舗を運営し、寄付を重要な収入源としているが、昨年は廃棄物の処理に4万ポンドを支出した。壊れたベビーウォーカーや取っ手のないマグカップ、洗濯表示が切り取られた衣類などは販売できないという。慈善団体側は、寄付そのものを控えてほしいわけではないと強調する。ただ、善意で持ち込まれた品が処分費という「負担」に変わるケースを減らしたいとしている。店の外に品物を放置する行為も問題で、英国の慈善小売業者の93%が、こうした「不法投棄」が繰り返されていると回答している。
では、どのようなな品なら歓迎されるのか。ホスピス側は、清潔で状態の良い家庭用品や、ほとんど使用していない衣類・靴などを挙げる。「自分なら買うか」と考えてみることが一つの目安だという。答えが「はい」なら、チャリティーショップにとっても喜ばれる寄付になりそうだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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