■英国では、夏は屋外ライブや音楽フェスが各地で行われる季節でもある。そうした音楽イベントに欠かせない持ち物として、近年「耳栓」を持参する人が増えている。従来のスポンジ製とは異なり、ファッション性と高い遮音性能を兼ね備えた製品が人気を集めており、若い音楽ファンの間で新たな定番アイテムとなっている。各メディアが報じた。

人気ブランドの「ループLoop」や「アルパインAlpine」などは、カラフルでアクセサリーとしても通用するデザインを採用。SNS広告や大型フェスとのコラボも積極的に展開し、「おしゃれを楽しみながら耳を守る」という新しい価値観を提案している。利用者からは「観客の歓声が少し抑えられ、低音も適度に和らぐので演奏が聴き取りやすい」「ライブ後に耳鳴りや耳の痛みが残りにくくなった」といった声が上がる。フェス会場では、友人同士で耳栓について話題にする光景も珍しくなくなっている。
英国聴覚学会によると、難聴は最も身近な障害の一つで、英国では成人のおよそ3人に1人が何らかの聴覚障害を抱えているという。RNID(英国難聴協会)は、大音量に長時間さらされると耳の感覚細胞が回復しないダメージを受ける恐れがあると警告している。専門家は、耳栓を選ぶ際には安全基準への適合や遮音性能を示す「SNR値」を確認し、自分の耳に合ったサイズを選ぶことが重要だと呼びかける。また、耳栓はアーティストやDJにとっても欠かせない存在だ。BBCラジオのDJサラ・ストーリーさんは、19歳から耳栓を使い続けていることを明かしており、「聴力を守ってくれたと思う」と話している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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