■水不足、極度の乾燥と高温による山火事など、猛暑がらみのニュースが多く、この欄でも猛暑対策の記事を取り上げる頻度が高くなってしまっているがご理解いただきたい。それほど英国の今夏の暑さが深刻であることの表れといえる。熱中症リスクを下げるための様々なアドバイスが聞かれている。専門家があげる、涼しく快適に過ごすための基本対策に加え、政府が「推奨」する涼しい場所をご紹介しよう。

まずは住まいの環境を整えるためのヒントから。
1)重要なのは、外気が室内より涼しい早朝や夜間に窓を開け、家の反対側同士の窓を開放して風の通り道を作ること。日中は逆に窓やカーテン、ブラインドを閉め、熱気の侵入を防ぐのが効果的だ。
2)外気が涼しい時間帯は開けた窓から風を室内へ取り込みやすいように扇風機を使うのも一案。さらに、扇風機の前に、氷を入れたボウルや、水を入れて凍らせたペットボトル(氷らせると水は膨張するので、水をやや少なめにすること)を置くと冷感が増す。ただし気温が35度を超える環境では熱風を浴びる状態になるため注意が必要だ。
3)室内の発熱も抑えたい。オーブンやコンロの使用を減らし、サラダなど火を使わない食事を取り入れるほか、洗濯機や食洗機も暑い時間帯の使用は避けるのが望ましい。
4)湿度を下げるため、シャワーは短時間で済ませ、水滴を拭き取り、観葉植物を屋外へ移すことも有効とされる。
5)体を冷やすには、冷たすぎないシャワーや保冷剤をタオル越しに当てる方法がおすすめだ。綿や麻など通気性の良い天然素材のゆったりした服装や寝具は、熱を逃がしやすく快適な睡眠につながる。
自宅で暑さをしのげない場合は、日中なら冷房の効いた図書館や公共施設、商業施設などを利用するのも有効だ。ロンドン行政が推奨する場所を記した「Cool spaces」https://apps.london.gov.uk/cool-spaces/で、自宅そばにある涼める場所(飲料水やトイレの有無なども分かる)を探すことが可能。冷房の効いている教会が含まれているなどし、新たな発見があるかもしれない。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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