■スペイン・テネリフェ島から英国リバプールへ向かっていた格安航空会社イージージェットの旅客機が、機内で乗客同士のトラブルが発生したため離陸後に引き返す「事件」が発生した。スペイン当局によると、騒ぎに関わったのは英国人家族同士で、警察が到着後に対応にあたった。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

問題が起きたのはイージージェット3352便。航空管制当局によると、離陸から約30分後、約10人の乗客が関わる口論が激化。機長は「飛行の安全に支障を及ぼす恐れがある」と判断して出発地のテネリフェ南空港へ引き返したという。スペイン治安警備隊は、機内から降ろされたのは2人の大人と6人の未成年を含む計8人で、全員が英国籍だったことを公表。調べによると、2つの家族の間では搭乗前から空港ターミナル内で激しい言い争いがあり、その対立が機内でも続いたとされている。
一方、当局は現時点で機内で実際に殴り合いなどの暴力があったことは確認されておらず、逮捕者も出ていないとしている。関係者全員の身元は確認されており、トラブルの原因については調査が続いている。スペインでは、機内で安全を脅かす迷惑行為があった場合、航空安全法に基づき罰金が科されるほか、航空機の引き返しに伴う費用の負担や航空会社の搭乗禁止措置を受ける可能性もある。
イージージェットは声明で、「一部の乗客による迷惑行為を受け、警察が対応した。乗務員は安全確保のため迅速かつ適切に行動した」と説明。「乗客や乗務員の安全を最優先としており、迷惑行為には一切容認しない」と強調した。ただし、乗客の一部からは「家族連れが機体を降ろされたが、殴り合いなどのけんかはなかった」とする証言もある。いずれにせよ、同便に乗り合わせた乗客たちは不運だったとしかいいようがない。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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