■ロンドン交通局(Transport for London=TfL)とロンドン市長は、市内のバスと路面電車の片道運賃を現在の1.75ポンドに据え置く措置を、当初の予定より4ヵ月延長すると発表した。運賃は7月5日に改定される予定だったが、11月1日まで現行料金が維持される。

さらに、夏休み期間には利用促進策として「ウィークエンド・ホッパー」を導入する。7月25日から8月末までの土日限定で、1.75ポンドを支払えばバスと路面電車が1日乗り放題となる。一方で、11月からは片道運賃を10ペンス引き上げて1.85ポンドとなることが通達されている。高齢者や若者向けの割引カード利用者は5ペンスの値上げとなる見通しだ。1日あたりの運賃上限額(それ以上は、どれだけ利用しても同額)も30ペンス引き上げられ、5.55ポンドとなる予定で、今年3月に実施された地下鉄運賃の改定と足並みをそろえる。
ロンドンのバス・路面電車運賃は近年、繰り返し据え置かれており、2023年3月以降は同じ料金が維持されている。TfLによると、2016年以降、物価上昇率に合わせて運賃を引き上げていた場合、現在の片道運賃は2.35ポンドになっていたとし、今回の値上げへの理解を求めている。
ロンドン市長、サディク・カーン氏は「生活費の高騰は今なお多くの市民に影響を与えている。可能な限り公共交通を利用しやすい料金に維持していきたい」とコメントした。TfLの顧客・戦略担当責任者アレックス・ウィリアムズ氏も、運賃据え置きの延長や週末乗り放題制度によって公共交通機関の利用が増え、夏休み中の市内観光や家族・友人との外出を後押しするとともに、地域経済の活性化にもつながることへの期待を示した。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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