■英気象庁(Met Office)の暫定データによると、2026年6月はイングランドで観測史上最も暑い6月となり、英国全体でも観測史上2番目の高温を記録した。月平均気温は17.1度と平年を約3度上回り、日中だけでなく夜間も高温が続いたことが特徴だ。最低気温が20度を下回らない「熱帯夜」が相次ぎ、平均気温を押し上げた。

6月26日には、イングランド東部ノーフォーク州リングウッドで37.7度を観測し、1957年と1976年の熱波で記録された35.6度を大きく更新。英国の6月として史上最高気温を塗り替えた。記録的な暑さを受け、イングランドとウェールズの一部には異例の「赤色高温警報が発令され、東部の一部地域では過去最長となる3日間連続で警報が維持されたことは記憶に新しい。
ウェールズでも観測史上2番目に暑い6月となり、6月25日に首都カーディフで35.9度を記録。従来の6月最高記録33.7度を更新した。北アイルランドでもティロン州キャッスルダーグで30.8度を観測し、6月の最高記録に並んだ。今回の熱波は、5月にロンドンのキューで35.1度を記録し、1922年と1944年の最高記録32.8度を更新した異例の暑さに続くものとなった。
記録的な高温は英国だけにとどまらず、ヨーロッパ各地にも広がった。ハンガリー、オーストリア、オランダ、スイス、デンマークなどで6月の最高気温を更新。フランスでは6月24日から25日にかけて、24時間平均気温が初めて30度に達し、2003年8月や2019年7月の歴史的熱波を上回る、観測史上最も暑い日となった。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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